日常をあきらめない
あなたの日々を、支えるチームに
人生にに与えられた人生は限られており約4000週間と言われています。その中で、健康寿命と平均寿命には差があり、男性で約9年、女性で約12年もの期間、健康上の問題を抱えながら日常生活を送らざるを得ないのが現実です。
この期間を可能な限り短くしたい。
現在、日本人の死亡原因は癌につぐ第2位は心臓血管疾患であり、これを予防・治療することは、あなたの日々の生活を守るために大切です。
野崎徳洲会病院心臓血管センターでは、動脈硬化性疾患である、狭心症、心筋梗塞、大動脈瘤、大動脈解離、下肢閉塞性動脈硬化症、重症虚血肢などの疾患に対応しています。これらの疾患は年齢に加え、高血圧、脂質異常症、糖尿病、喫煙といった生活習慣病が主なリスク要因となっていますが、予防は可能であり、発症後も適切な治療によって十分にコントロールすることができます。
治療方法には、カテーテルを用いた低侵襲治療やバイパス手術を含む外科治療があり、現在の最高水準の手術が提供可能です。今後激増すると言われている心不全患者には、内科的治療や心臓リハビリを行い、弁膜症に対しては手術療法を実施しています。不整脈疾患に関しては、頻脈性疾患にはカテーテルアブレーション、徐脈性疾患にはペースメーカーによる治療を行い、深部静脈血栓症には大阪府内で数少ない施設の一つとして新しいカテーテル治療を提供しています。さらに、下肢静脈瘤にもカテーテル治療が適用されます。また、透析医療をおこなっている患者さんのシャント不全も、長く持たせる治療を行っています。
これらの治療に加え、高血圧を含むリスクコントロールも先進的に行い、みなさまががなるべく健康寿命を長く保ち、短い入院期間で治療で苦しむ時間を短くすることを目標としています。
野崎徳洲会病院心臓血管センターは、最新の医療技術を駆使し、包括的な治療を提供することで患者さんの日常生活の質の向上と維持を一緒に支えていくことを我々の存在意義と考えています。